傷がつきにくい素材の強さ
①では、ボディの躯体の強さ、そこからくる力強いギア、テンションが掛かった状態での巻き抵抗の心強さなどを書きました。今回の強さは素材そのものの強さです。
航空機グレードの6061-T6アルミニウム素材を使用したボディーは、もちろん無塗装でありながら、輝く美しさは、他を圧倒するものです。同じ船に乗ってジギングをしていてもシルバーボディーの輝きは群を抜いて美しい。私も最初に手に入れた時は、この美しさをできるだけ長く保ちたいと、傷がつかないように、釣りをしているとき以外は、常にカバーを自作して掛けていました。
しかし実際には釣りを始めるとどうしてもロッドホルダーにさしていても、ほかのタックルとも触れてしまうし、気を付けていても何かに当ててしまう、自分のタックル同士が触れ合って擦れるなど、防ぎきれないことは沢山あります。今まで使用していた国産リールはボディーもフット部分も塗装がされていて、買った当初はとてもきれいです。
しかし、使うにつれてアチコチが擦れてしまい、塗装が剥げる、一番先にはげるのは、船べりのロッドホルダー(穴)に入れて船が走ると、揺れにつれてグルグル動くためにそれによって触れる部分、例えばリールフットの付け根など、後はギアケースの下がわは、ジャークしていても時々、船べりに当たってしまったりする事で傷がつきやすい。
ジギングは、釣りとしては、結構激しい釣りなのでどうしても道具をかばいきれない場面もありますから、傷がついてもある程度は仕方がないとは思います。私も最初は気を付けて使っていましたが、徐々にその気持ちも釣りをする方に傾き、忘れてしまうことも多く、大物が釣れた時には、魚に気がいくので、タックルをその辺においてしまったりして置き傷がつきやすい。
そうやって使って約9か月がたちましたが、私のリールの輝きはいまだにまったく変わりなし、傷も探しても見つからない程度の傷とも言えないスリ跡が微かにあるだけ、普通に見たら殆ど新品時と変わりません。今もその圧倒的な美しさに、ポイントまでの間に、海や空をバックのアキュレートに見とれてしまいます。船のシブキが掛かった時の水滴すら美しく見える。
一生使える本物の道具
最初に見た時の印象でもそう感じましたが、使えば使うほどに、この美しさに惚れていき、傷もつかない性能も落ちない、このリールは、やはり一生の付き合いをできる本物の道具であると、改めて言い切れると思います。私は釣りから帰っても、シャワーでの水洗いをして、からぶきを簡単にするだけで、注油も本当にたまにしてあげる程度の過酷な使い方をしていますが、全く問題なく使えています。
それはある意味では、過酷に使うことで出るマイナスの部分があるとおもいしていたことですが、9か月でいまだに、ベイトもスピニングもなったく問題なしでした、そんなアキュレートを今後は、もっと大事に使い、一生の付き合いができるようにしたいと思います。
このリールをもって、国内のあちこちで多くのビックフィッシュを釣り、海外でももちろんビックフィッシュを狙い、自分のフィッシングライフを充実していくとともに、記録を刻んでいきたいと思います。皆さんも是非実際に手に取って実感してください!同船した時には、遠慮なく声をかけていただければ、実際に触り、使ってみて実感してください。